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2009年4月11日 (土)

本の紹介―トリック心理学

 先回、松田道雄氏の本を紹介したので、今度は高木氏重朗氏の「トリック心理学」(講談社現代新書昭和61年刊)を紹介します。

 ”はじめに”には、次のように書いてあります。

 「図を見ていただきたい。(クリックすると大きくなります)この図形は一枚の紙に三つの切れ目を入れてつくったものである。この図形を見ていると、エッシャーの絵にあるような不思議な図形が目の前に現れたように思える。

  Cimg0048         この図形を見て何の不思議も感じない人はマジックに縁のない人である。

 また、30秒以内にその作り方がわかった人は、すばらしい直観力、創造力を持った人か、異常な思考力を持った人である。

 不思議に見え、どうしてつくられたのかがわからない人が大部分で、これらの人はノーマルな人だといってよい。

 この図形は、不思議なものではない。ちょとした心理のトリックで不思議に見えているだけなのである。

 ―略ー

 本書はマジックの主な現象について例をあげて、トリックの心理的な面を記してみた。

 筆者の意図したところは、本書によってマジックのタネを知ることではなく、人間はどうしてトリックにひっかかるかということを理解し、マジックのほんとうのおもしろさ、楽しさを知っていただきたいことである。」

   wobbly本書では、出現、消失、復活、貫通・脱出、超能力とマジックの全てについて心理面からの説明がなされています。マジックのタネ明かしもありますが、それについては高木氏は、あとがきで次のように述べています。

 「マジックを見るときの注意は、客としてマジックを楽しむという態度で見ること。決してタネを見破ろうとしてはいけない。そのマジックが自分にとってどのように見えたかがだいいじなのである。」

 「マジックの研究会は各地にあるので、それに参加するのもマジックを楽しむ方法である。」と結んでおられます。happy01

 マジックに興味と関心のある方は是非「名古屋華マジカルグループ」へどうぞ。lovely

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