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2009年10月30日 (金)

マジックに学ぶ②―三上直―

 時々自分を振り返ってみる。前とは考えが変わってきたことも多い。それは歳のせいばかりではないと思う。

 マジックを習い始めた頃、その不思議さに驚くばかりであった。なんでも吸収しようと貪欲だった。マジックと聞けば興味をもって近寄った。いろんな人から教わった。書物も集めた。少しやれるようになると、発表会にも出た。子ども会にも呼ばれたりした。たくさんの道具を用意して、準備万端整えて、せいいっぱい時間の限り演技した。見ている人たちに、「どうですか。どうですか。不思議でしょう。」と一生懸命にアッピールした。力を抜くことがなかった。

 今になって思う。きっと見ていた人たちは力のはいったマジックをリラックスして見ることはできなかっただろうと。道具をいっぱい用意して次から次へと繰り広げる不思議さにうんざりしていただろうということである。

 十のマジックを用意して七で止める。これはマジックの心得である。もう少し見たいなあというところを残して止める。その余韻がマジシャンを快く印象づける。

 いつも全力投球、一生懸命の頑張りはお互いが疲れきって、もうたくさんという気持ちになる。縁あってこの場にいるのです。お互い力を抜いて少しの時間を楽しみましょう。ちょっと時間が余りましたが、またの機会に私のマジック見てくださいと引き下がる。

 何事も腹七分目がよいようである。

 

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