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2011年11月 3日 (木)

名古屋市事業仕分け―必要なものは残して欲しい―

 先月24日に、名古屋市の事業仕分けが終了した。私たち高齢者に関係した「敬老パス」が見直しの対象となった。

 名古屋の敬老パスは大変使い勝手がよく、ありがたいと思って使ってきた。名古屋は狭い街で、地下鉄が発達しどこへ行くにも大変便利である。市内の移動には自動車を使うことはほとんどなくなった。

 敬老パスのお陰でボランティアにも参加しやすいし、あちらこちらに気楽に出かけるので運動になり、さらには気分転換にもなる。それは健康の維持につながっていくのだ。だから医療費を減らす上でも貢献していると思う。

 高齢者が出歩くと、そこでたいていの場合何らかの出費をする。食事をしたり、お茶を飲んだり、映画を見たり、展覧会を見たり・・・・。買い物も楽しみの一つである。従って経済にもよい影響を与えている筈だ。

 政府は、高齢者に消費意欲をおこさせ、持っている金を使わせて、経済を刺激したいと考えている。それにも大いに貢献している。

 敬老パスは、最初は無料で交付されたが、8年ほど前から有料になった。それでも私の場合5000円だから大変重宝している。毎日でも気楽にどこかに出掛けることができる。

 その敬老パスが見直しの対象になったのだ。仕分け人は、市民から無差別で選ばれたというが、本当にそうであろうか。

 河村市長は、敬老パスの存続を公約に掲げて当選した。それなのに、「納税者革命の第1歩だ。結果は尊重して行く。」と、諸手を挙げて歓迎している。

 市長は減税さえ実現すればよいと考えているらしいが、減税なんて要らないから、大事な市民サービスを低下させないで欲しい。

 その例として敬老パスの他にも、女性会館の廃止がある。私も現在女性会館を使うグループで活動しているが、参加グループが大変多くて利用調整会は毎回大変な競合ぶりである。それだけ需要が多くあるのだ。

  学習意欲を持った子育て中の若い母親や 女性グループの集い等、さまざまな文化活動,情報発信の場として女性会館を使用しているのだ。もし、廃止されたら活動はどうなるのか。

 私たちの学習グループは、女性会館の講座でで学んだことをボランテア活動として学校、幼稚園、老人福祉施設など依頼を受けて出かけている。

 地域の老人福祉給食会や子供会等、ボランテア活動延べ数では数え切れない程、地域のコミニテイに参加し共に喜びを分かち合っている。

 中日新聞によると、事業仕分けに参加した識者や仕分け人たちは、女性会館がどのように使われているか知らないのだという.。ただ、今の時代に女性を優遇するのはどうかということで廃止とされたのだそうだ。

 実態も知らないで、理屈だけで廃止にされてはたまらない。名古屋市民の旺盛な文化活動に水をさすものだ。

 女性会館を使用しているグループの中には、圧倒的に女性が多いが高齢者がたくさん参加している。歳をとってもいつまでも文化活動に意欲をもっている人たちがいっぱいいるのだ。また、若い人と高齢者の交流も盛んである。

 女性会館は廃止すべきではないと切に訴える。

 同じことは、生涯学習センターの見直しにも言える。民間に移管してしまえということのようだが、民間経営になることで利益優先になり利用が難しくなる恐れがある。

                                                                           S.H

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教育・生涯学習」カテゴリの記事

コメント

事業仕分でいろいろ見直して皆さんの意見を聞いてもそれは名古屋市民の一握りの人たちの意見でしょう。女性会館は利用している者には利用料や東別院駅1番出口から東に徒歩で3分程というメリットはあります。駐車場や喫茶店はありますがもう少し建物を高くして駐車場をたくさん増やし、喫茶店は明るいカフェ感覚を取り入れるといいと思います。市長が減税を成功させたら市民が利用している施設にどんどん使って欲しいものです。

投稿: fumiko | 2011年11月 5日 (土) 01時14分

私たちグループは、学習グループとして一方ではボランテアグループとして女性会館でスタートしました。市民公開講座、育児中の女性たち、地域の子供たちや高齢者福祉の為にも積極的なボランテア活動をしています。市民生活の中で、如何に地域のコミニテイの役割が重要なことかと考え、地道ながら女性会館から発信してきました。その一役を担うことができたらと思って頑張っています。今後も女性会館の果たす役割と、その重要性を皆で訴えていきましょう。

投稿: 和やかステージ | 2011年11月 5日 (土) 07時59分

市民の生涯学習の場である女性会館を廃止するのは絶対反対。女性会館の存亡の危機です。同じ立場の人たち知恵を貸して下さい。

投稿: なべちゃん | 2011年11月 6日 (日) 21時50分

皆が目的i意識をを持って勉強しています。そして次世代の子供たちにつなげたいと願っています。健全な社会のためにも、社会教育の場が大事です。教育の機会を奪わないでください

投稿: atuko | 2011年11月 7日 (月) 07時44分

まずは個人的な意見を…

僕は小学校5年生の頃から現在まで毎月利用しており、
女性会館は必要な存在です。

本来事業仕分けは『不必要な』事業を再考するもの。
必要だと思っている人がいる限り、易々と廃止を決定して良いものではありません。

減税という目の先の利益、民衆ウケの良いものを優先して、
本当に必要な福祉事業にお金を使わないのは行政としてあるまじき行為であると思います。

利用者も交えて再考していただきたい、これが未成年ながら出した僕の意見です。

投稿: 井階正惇 | 2011年11月 7日 (月) 21時29分

女性会館が地域の中で果たしている役割とその存在意義の重要性を、私たち利用者が訴えていくしかありません。
一方的な判断によって、廃止とならないように今何ができるのか、知恵を結集して対処していきたいですね。

投稿: 和やかステージ | 2011年11月 7日 (月) 22時29分

私の個人的な印象では、会館名に「女性」と付いていることに少々違和感を感じています。chick
事業仕分けには、利用実情をよく考慮して頂き、女性向けに発信するべき内容が多いのであれば、その性格、必要性をより色濃くしていく必要があると思いますし、そうでなければ、男性でも利用しやすいよう、「文化推進学習センター」のような名前に代えるなどし、より活発な活動内容をアピールしていく必要があるのかなと思います。tulip

投稿: まりなこ | 2011年11月10日 (木) 16時15分

市や県の施策として男女共同参画社会を目指し、女性の地位の向上を図ってきた由来がある。女性会館は私たちの学習や交流、情報発信の場として大きな役割を果たしてきた。しかし、時代の変化とともにネーミンや、諸々の見直しの時期到来とも言える。見直すべきは見直しをして、いつまでも私たち市民の活動拠点であって欲しい。

投稿: 和やかステージ | 2011年11月10日 (木) 22時06分

女性会館廃止について地域の意見を無視したやり方にはがっかりです。
市民の声ってなんなんですか?

投稿: mikumiku | 2011年11月11日 (金) 09時19分

コメント有難うございました。仕訳事業を考える会(自主グループ)に参加して、皆様の貴重なご意見をご紹介したいと思っています。

投稿: 和やかステージ | 2011年11月11日 (金) 15時58分

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