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2012年4月28日 (土)

マジッシャンズクラブ 仙台 発表会 レポート

 4月22日(日)は仙台マジッシャンズクラブの発表会だった。昨年の発表会は、東北の大震災の直後の予定だったが、大半の会員達や関係者が被災されて中止となっていた。

 今回の発表会は2年ぶりの開催となり、名古屋華マジカルグループの鈴木講師が特別ゲスト出演された。かねてより、講師は「仙台は第二の故郷」であると言っておられた。20代の頃仕事の都合で仙台に住んでおられたそうで、彼らとの間に、長年の深い絆を感じた。

 かってのマジック教室の教え子たちは、立派なマジッシャンとして多数活動していたのだ。そして会場に来られてアシスタントを務めて下さったり、舞台や楽屋にも、皆さんが来られて再会を共に喜んでおられた。

 仙台マジッシャンズクラブといえば、東北地方のマジッククラブの中心的な存在であり、以前に私もゲスト出演させていただいていた。会員は30人だそうだが、イベントの内容が群を抜いて素晴らしかった。会員として優秀な人材が揃っているのだ。

 一部は「かぐや姫物語」で大きな展開の中で、東北大の大学院の学生5人がそのドラマの設定の中でマジックを披露していた。演劇関係の舞台出身者の演出、シナリオライターによる筋書き等、会員の中にそれぞれ役者が勢揃いとお見受けした。

 駐車場に「舞台監督工房」と大きく書かれた、大型ワゴン車が駐車してあった。後で分かった事だが、照明、音響他、舞台一式は専門業者に委託され3人の係員がその任に当たっていた。

 相当の費用が計上されているのではと感じた。打ち上げの際にそっと聞いたら、何と舞台監督工房だけで30数万円と聞きびっくり仰天、その意気込みは趣味の域を超えていると感じた。

 鈴木講師の出演内容は、アヒルのプロダクションの中に数々のマジック道具の出し入れをしながらのバラエテイ的なものもあった。会場一杯に鳴り響くたくさんの拍手を頂き、マジッシャンとして最も幸せの瞬間だったことでしょう。私はアシスタントとして手伝いをさせていただいた。

 翌日(月夕方)はマジックバーにおいて、夕方6時からマジッククラブのレクチャーがあり、クラブ以外の愛好者など会場は、発表会のような規模ではないが満席であった。やはり、仙台マジッシャンズクラブからも、会長他数人参加しておられた。私は演技を担当した。

 同日のレクチャー前は講師の友人らの案内で、被災地の現状を見て回った。テレビで見ていた信じられない光景が、そのまま目の前に広がっていた。道中の市街地には、まだまだ撤去されていない大きな船が、あちらこちらに放置されていた。アンバランスなコントラストに唖然として、しばらくの間言葉にならなかった。しかし、あれから被災者は立ち上がり、確実に復興への足音が響いていた。

 被災された第二の故郷の皆さんに「マジッシャンとして癒しと労いを」 その機会を与えてくださった仙台マジッシャンズクラブの皆様に敬意と感謝申し上げたい。そして、すべての関係者の皆様にも感謝申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

                                大曽根みずほ

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