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2012年6月28日 (木)

記憶力との戦い―すぐ忘れてしまうカードマジックのやり方

 2年ほど前(2010年8月)に、カードマジックを覚える決心をして、その時「記憶力との戦いだ」ということを書いた。高齢になってカードマジックを覚えるのは大変難しいことだからだ。特にテクニックを要するカードマジックは無理なので、ロジカルなマジックを選んで覚えることにしたのだ。

 最初は4種類ぐらいと目標を低く置いて、それが覚えられたら次は8種類というように少しずつ増やして行った。そして半年くらい経ったら20種類ぐらい覚えられたように思う。

 カードマジックは復習をしないとすぐに忘れてしまう。それで覚えたのはできるだけ人に見せることにした。機会を捉えて人に見せることで復習になるのだ。

 それでも覚えたことを保持することは大変である。手順が似ているのがあって、それが混同してしまうことがよくあるのだ。先日勉強したカードマジックを整理したら60種類以上あることが分かった。いつの間にかそんな数になっていたので驚いた。

 このところ2週間ぐらいカードマジックの復習をしていなかった。それで昨日復習をして見たら、見事に忘れてしまっているのが20以上あった。中には大丈夫だと思っていたものまでが忘れていてがっくりとした。

 前にも書いたように、記憶を保持するには忘れないうちに復習するしか方法がないのだ。若い時と違って高齢になると忘れるのは当たり前なのだ。

 知り合いのカードマジシャンに聞くと、若いときに覚えたものは今でも覚えているが歳をとってからのものは忘れると言っていた。

 カードマジックに限らず、一般のマジックでもしばらくするとやり方を忘れてしまう。だからマニュアルを作って、やる前にそれを見て思い出すようにしている。

もう1つやっていることは、思い出して頭の中で操作をすることである。思い出すのは脳のためにいいことだと茂木健一郎の本に書いてあった。そういう副産物もあるのだ。

 朝のウオーキングのときとか、夜中に目が覚めてなかなか眠れないときなどに頭の中で思い出してカードマジックをやるのである。どうしても思い出せないものは後でマニュアルを見てカードを使って復習するのだ。

 テクニカルなカードマニュピレーションをやる人は毎日2時間から3時間ぐらいはカードに触れるようにしていると言っていた。若い時に勉強してテクニックを身につけてもそれを維持するにはそれなりの努力が必要なのだ。

 たとえテクニックが要らないカードマジックでも、高齢になって覚えようというのだから復習するしかないのだ。そのことを痛感させられたこの頃である。

 それと、後悔していることがある。それはカードマジックを敬遠して高齢になるまで覚えなかったことである。

 カードマジックは難しいという先入観があったことと、私の師がカードをやらなかったためである。

 カードは持ち運びに便利だし、カードマジックの種類は何万もあるし、簡単で不思議なマジックもたくさんあるのだ。それなのにやらなかったことを残念でならないが今更どうしようもないことだ。

 この続きとして、覚えた(忘れたのもあるが)テクニックの要らないカードマジックのリストを公開しようと思う。それを見て、自分もやってみようという人があれば嬉しい。

                                                         ―H.M―つづく

 

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