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2012年6月18日 (月)

我が家のミニ果樹園―その②

 今の情報化時代と違い、テレビのない情報に閉ざされた田舎の集落で私は育った。子供のころは、へき地の田舎者としての生活が恥ずかしく他人には話したくないと思ったものだ。しかし、今は息子や娘には遠い昔の出来事を、貴重な生活体験として折に触れて誇らしげに話している。

 そんな成育歴からだろうか。感覚的に身についている大地(土)の匂い、草木や雑草の匂い、木立の中を散策する時の木々の匂い等、自然とのふれあいは自分が生きていく上で大事な要素である。

 さて、転勤先の社宅生活から出て、嫁いだ家の両親と同居するようになった。待ちに待った同居生活に、窮屈な思いよりも、野菜の苗を数本ではあるが植えたり果樹の世話が出来るのがとても嬉しかった。

 義母からは名古屋の言い伝えとして、屋敷の中にはビワ等の果樹を植えないように、果樹は門から玄関までの通路と来客用の座敷前の庭には決して植えないようにと教えられた。なるほどもっとものことだと、母が亡き今でも教えを守っている。

 今では猫の額のような小さい庭ながら、草取りや家の周りの管理は自分の仕事なので、気が付いたら家の周囲のあちこちのちょっとした隙間に、所狭しといろいろな果樹を植えてしまった。混みすぎの植栽だと分かっているのに、つい植えてしまう。

 若いころは、地方の安価な野山を購入し開墾して、花や野菜を植えた田舎暮らしを夢見ていた。しかし、年齢と共に体力も衰え若いころの夢もはかなく、現状の限られた条件の中で自然と戯れている。

                             M,O  ―続く―

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コメント

庭というものは失くしてみると無性に懐かしくて、ある時は雑草の手入れに追われて春先などにはイライラしたものでした。雑草を増やさないようにチューリップ・フリィージャ・みやこ忘れの紫やベルフラワーを植えて楽しんだものです。今は鉢植えでベランダ花壇を楽しんでいます。朝顔が種から今どんどん蔓をのばしていますが、青い色の花が大好きでしたから、古い家から種だけ持ってきました。雑草の苦労がなくなりさっぱりしました。

投稿: fumiko | 2012年6月18日 (月) 21時26分

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