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2012年6月11日 (月)

吉田文さんのオルガンコンサート「大聖堂の響き」

 6月6日に愛知県芸術劇場コンサートホールで吉田文さんのブランチ コンサートがあった。題して、「大聖堂の響き」であった。

 今回からは演奏時間が10時30分から11時半までと延長になった。実際は、プログラムにないモーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスが加わったので11時37分まで演奏された。

 延長をした理由について、プログラムに次のように書いてある。

「昨年ど当初よりとても多くのみなさまより『45分のコンサートでは物足りない』というお声を頂いておりました。実際のところ、私自身も45分で全てをこなそうと思うと、どうしても演奏の時間が中途半端になってしまい、残念に感じていました。実は、昨年度はなるべく経済的なリスクを抑えようと、コンサートホールを午前中のみ借り切り、9時から12時の間に、リハーサル、舞台仕込み、コンサート本番の全てをこなすタイトな日程で動いておりました。

 しかし、お陰様で、昨年度あれほど多くのお客様にお越しいただけましたので、今年度はオルガンのリハーサル枠をコンサート日以外にも確保できることと思い、思い切って正味1時間の内容といたしました。

 これも、みなさまと共に1年間創り上げてきたブランチ コンサートの進化だと感謝しております。」

 私も45分では物足りないと申し上げた1人なので、1時間になったことは大変嬉しく思った。でも、リハーサルのためにさらに会場を借りなければならないということで、千円の入場料では台所は苦しいだろうと推察する。それでもやって下さる心意気に感じる演奏会であった。

 開場10分前ぐらいに行ったが、既に並んでいる人がエスカレーターのところまで続いていた。当日券を求めに行く人もたくさんみかけた。ブランチコンサートが定着し始めたのかもしれないと思った。

 会場に入ると、運よく2階正面の席が空いていた。普通ならプラチナ席だ。高校の同期生のTさんが手を振っていた。Tさんは近所の人を誘って来ていた。吉田さんのemailで知ったのだという。私もそうだがemailで案内がもらえるので、知人の中にも有難いと言っている人が多い。

 Tさんは、五反城教会のフルートとのコラボも行ったそうでとてもよかったと言っていた。私は他用があって行けなかったので残念だ。

 この日のプログラムは、よく知っている曲が多くかった。

 トーマス・マイヤー=フィービッヒ作曲のファンファーレで始まった。

 次は、ルイ・ヴィエルネ ウエスト民スターの鐘

 同じフレーズが繰りかえされる部分があり親しみやすい曲であった。

 3番目は、ヨハン・セバスチャン・バッハのトッカータとフーガニ短調で、私の大好きな曲である。

 リクエスト曲として、これもバッハの 主よ、人の望みの喜びよ

 モーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス

 フランツ・リストのB-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ

 何でもドイツ語の音名B,A,C,Hと掛けてあるのだそうだ。変化があり楽しめた。

 アンタルフィ=ジロシュ・デジューの曲が2曲演奏された。アメリカ人のようであった。最初は、マドンナ(1枚のステンドグラス)音の小さな音楽であった。

 最後はアンタルフィの黒人霊歌によるスケッチで、有名なネグロ・スピリチャルのメロディがアレンジされていて最後は勇ましく終わった。

 次のブランチ・コンサートは、9月19日(水)である。映画音楽、オペラ、ミュージカルなどからリクエストで選曲するそうだ。楽しみである。

                         ―H.S―

  

 

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