メタボ検診血圧130~80で高血圧はおかしい
私は、毎朝起床後血圧を測ることにしている。それは20数年前に、眼科でいきなり高血圧が測定され、驚いてその帰途薬局に寄って血圧計を買ったのがはじまりである。現在の血圧計は3代目だ。
この前紹介した「医者に殺されない47の心得」のトップは、「血圧130で病気」はあり得ないである。
日本には高血圧患者が4千万人、高脂血症が3千万人いることになっている。大変な数の病人だと言っている。
私もかつてメタボ検診でひかかり、高血圧、高脂血症と診断された。その後自分の努力で改善をした。そのいきさつについては3年前のblogに詳しく書いた。
基準値は140mmHg~90とこの本には書いてあるが、インターネットやためしてガッテンでは、130mmHgから80としている。
著者の近藤医師は、基準値なるものが全く当てにならないと書いている。「病気ごとの専門部会が作っていますが、談合体質で、根拠なく数値が決められています。特に高血圧の基準値操作は目に余ります。」と書いている。
1998年厚生省全国調査→160~95以上。
2000年理由もなく140~90
2008年メタボ検診130~80
高血圧の原因は9割以上が不明だそうだ。「体は年を取るほど血圧を上げようとします。脳や手足の隅々まで血液を送るためです。それを薬で下げたらふらついたり、ボケたりします。」(P.36)
フィンランドでは、80歳以上で血圧180以上のグループが長生きというデータがあるそうだ。140以下の生存率はがくんとさがるそうだ。
基準値を下げて血圧病人を作ると儲かるのは・・・?「製薬会社」だ。1988年の降圧剤売り上げは2千億円だったのが、2008年には1兆円を超えたそうだ。1600万人だった高血圧患者が4000万近くになったのだから。
何とぼろい儲けではないか。血圧は少しぐらい高くていいし、薬を飲まずに下げられるのだ。それには「歩くこと」が金がかからず、一番である。
―H.S.―
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