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2013年3月12日 (火)

マスクを好きなのは日本人だけ?

 花粉の飛来が話題になるシーズンが到来した。先日の英語会話のクラスで、マスクのことが話題となった。その時、インストラクターが西洋ではマスクは滅多にしないと言った。また、ドイツに旅行をしたTさんは、同行者がマスクをしていたらツアコンダクターから取るように言われたという。

 この冬も、更に今も、街に出るとマスクをした人が一杯いる。そいう人を見ると、この人は花粉症なのかと思って見る。店に行っても店員がマスクをしていることがあり、こちらは変な感じを受ける。

 冬はインフルエンザが猛威をふるったし、これからは花粉症のシーズンだ。それに加えて中国から黄砂やPM2.5という有害な微小物質が飛んでくる。

 テレビでも新聞でも、マスクの着用を勧めている。ニュースによると、ドラッグストアではマスクの売れ行きが好調なのだそうだ。以前確か鳥インフルエンザが流行った時に、ドラッグストアからマスクが消えたことがあった。

 そのとき、マスクを探したどこにも売っていなかったことを覚えている。それでやっと店頭に現れたとき慌てて買いこんだものだ。でも、そのマスクは一度も使ったことがない。

 今度PM2.5が飛来するというので、どんなマスクがいいのかと思案していたら、花粉症のマスクは全く役に立たないのだと分かった。超高価なマスクなら効果があるかもしれないということだ。外に出ないのが一番だという。

 数日前図書館に行ったら、新刊書の棚に「マスクと日本人」というタイトルの本を見つけた。タイトルがタイトルなのでまだ誰も借りずに残っていたのだ。私は先ほどのようなことで多少関心があったので早速借りてきた。

 著者は、堀井光俊氏で、イギリスの国立ケント大学で学び、現在は同大学の客員研究員である。出版社は株式会社SHI。1500円のきっちっとした装丁で264Pの本だ。

 こういう特殊なことに興味をもって研究をし、一冊の本にする人がいることに驚いた。そしてタイトルは「日本人とマスク」だから、タイトルからして日本人は特異的にマスク好きなのだと思わせる。

 外国では街中でマスクをした人を見かけることはなく、もし着用して歩いたら不審者と見られてしまうという。その著者が、ロンドンのヒースロー空港ではマスク姿は見ないが、成田に着くとマスク姿が溢れているのに目を見張るという。

 「日本では、マスク姿が『自然』であり、注目するには及ばないほど『当たり前』で、疑問を抱くことが許されないかのような迫力をもって存在するのである。」(p.9)

 「そのような違いを体験すると、『日本人はなぜマスクを付けるのか?』という疑問がわいてくる。それが本書を書き始めるきっかけなのだ。」(P.9)という。

 

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