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2014年1月14日 (火)

世界でも、歴史的にみても、65歳が老人だそうだ

名古屋の敬老パスは65歳から支給される。65歳以上を老人とみているのだ。でも、映画館のシニア割引はなぜか60歳である。

 「間違いだらけのアンチエイジング」(鳥羽研二著 朝日新書)を読んでいたら、65歳が老人とした訳が書いてあった。

 1960年に米国のベルニック・ノイガルテンという女性社会学者が、シカゴ辺りに住む白人1000人以上を対象にアンケートをして調査をした。”老人”という言葉に当てはまるのは何歳かと質問したら、9割以上の人がが「65歳以上」と答えたそうだ。

 それをもとに国際連合の世界保健機構(WHO)が採用して、65歳以上を老人とすることになったのだという。

 1960年代の米国の平均寿命は、男性が67歳で女性が73歳であった。それが2013年には、男性が76歳、女性が81歳となった。ちなみに日本は、女性が86歳で世界一、男性は79歳で残念ながらアイルランドと並んで12位である。

 今では65歳の年齢はまだまだ若くて元気な人が多い。団塊の世代と言われる人たちがこの近辺にいるが、まだ元気に働いている人もいる。

 私は後期高齢者(この定義には異論があって物議をかもした)だが、気分としてはやっと老人という年齢になったかなと思うくらいである。でも、老人という言葉は嫌いである。だから高齢者と言っている。ただ65歳では高齢者とはとても言えないと思う。

 誰だったか忘れたが、「若年寄」「老中」「大老」と呼んだらどうかと言っていた。個人的には70歳をもって 若年寄りとしたらいいのではと思う。

 ところでこの本によると、8世紀の「養老律令」には、「老を66歳以上とする」と書いてあるそうだ。養老律令は中国の制度を手本に作られたので、東洋では1000年以上も前から65歳以上を老人としていたようであると述べている。

 その頃は平均年齢が幾つぐらいであったのかは知らないが、きっと40歳かそれよりもっと前であったかも知れない。65歳まで生きた人はどんな様子であったのだろうと思う。想像ではシワシワの仙人のようなイメージである。

 「老人」の定義や基準の見直しが必要ではないかと思う。

                   H.S

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