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2014年7月18日 (金)

NHK世界遺産熊野古道・伊勢路を観て

 

11日にNHK総合で放映された「熊野古道・伊勢路」を録画して置いて観た。番組のタイトルを見たときに、伊勢路というのは伊勢から入ってしばらくの間を指すのだと思っていたら、最終目的地は和歌山県新宮市の速玉神社だというので驚いた。

 それというのも、私は新宮市で育ち、速玉神社にはいつもお参り以外に遊びにも行っていたからだ。

 この番組は、俳優の宍戸開さんが歩いて探訪をするというスタイルであった。ツヅラ峠コースから始まり、三木峠、八鬼越え、松本峠、七里御浜などのコースが紹介された。

 ツヅラ峠コースには、素敵な石畳の道があることが分かった。峠からは遠く熊野の海が望まれ、宍戸さんが「ワーツ」と声を上げていた。

 八鬼越えは西国最大の難所と言われるところだそうだ。細い道を登って行くのだ。地蔵さんの道しるべが立っている。

 感動したのは、尾鷲市に住む大川善士さん夫婦のエピソードである。二人は熊野古道を歩く人たちのために、山から取ってきた木の皮を剥いで杖を作り、それを古道に置いて自由に使ってもらうようにしているのだ。これまでに1500本も作ったのだという。全て無料で提供している。

 しかし、凄いのはそれだけではない。大川さんご夫婦は、埋もれていた三木峠コースを二人で再開発し整備したというのである。15年前の平成10年から始めたというのだ。

 埋もれている石畳を探って掘り、元のように歩けるようにしたのだが、急な斜面もあり、大変な作業であったと想像できる。お二人の努力で熊野古道のルートの一つが元にもどったのである。

 もうひとつ凄いと思ったのは、昔の人が急な山の斜面に道を造り、石畳を敷いたことである。古道の石畳はあちこちに残っているが、松本峠への道ではしっかりした石組みが地震や台風にも負けずに残っているのがよく分かる。

 熊野市から新宮にかけての七里御浜は、子供の頃によく出かけたところである。遠足で行ったり、遊びで行ったりしたが、その他に塩を作りに行ったことが忘れられない。塩が不足して七里御浜まで行き海水を汲んで煮詰めて塩を作ったのである。学校からも行ったことがある。

 伊勢路の結願の社は速玉神社だ。今は社殿がきれいな朱塗りになっているので驚いた。この神社には小学校2年の頃、行進をして戦勝祈願に行ったことが思い出される。級長をしていたので大きな旗を持って先頭を歩いた。結果は神頼みは何ともならなかったが。

 番組の最後は、神倉神社で終わった。この神社の真下にある千穂小学校が私が通った小学校だ。神倉神社は私たちの遊び場でもあり、ときには燃料にする松葉(ゴカイ)を拾いにも行った。

 ご神体のゴトビキ岩の下でよく遊んだものである。正月の初日の出をそこから拝んだこともある。

 今でこそ世界遺産熊野古道で有名であるが、子どもの頃は神話につながる伝説の地だと教えられていた。

 この番組は懐かしい思い出を掘り起こしてくれた。
 
               H.S
 
 熊野古道伊勢路主要ルート図です

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