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2015年1月14日 (水)

NHKスペシャル「ネクストワールド 私たちの未来 未来はどこまで予測できるか」を見たが

1月3日に放送された、NHKスペシャル「ネクストワールド 私たちの未来 未来はどこまでよそくできるか」を見た。お屠蘇が回って寝むたい目で見た。

 「コンピュータの爆発的な発達で、未来予測の精度は飛躍的に高まり、仕事から消費行動、犯罪の防止、さらには人生の進路まで、選択肢が提示される社会が到来しつつある」ということでいくつかの事例が紹介された。

 例えば、アメリカでは、蓄積された犯罪データを使って、次の犯罪がどこで起きるかを予測し、実際にその現場に行って犯人を逮捕する様子が映された。これなどは大変有用な例だと思った。

 また、ヒット曲のデータを集積してどんな曲がヒットするかを予測する「ヒット曲予測サイト」があり、そのサイトを利用することで、見事に自分の曲をヒットさせた女性歌手の例もあった。これも大変有用な例だと感心した。

 しかし、占いのように人の人生の未来を予測するという例には納得できないものがあった。占いは当たるも八卦、当たらないも八卦だからいいが、コンピュータが計算して80%以上の確率で予測できるようになったら、それは操られた人生になってしまう。だんだん精度がまして100%に近くなったら?(そんなことはないと思うが)恐ろしい。

 30年後には確率80%を超えるというから、そうなると人はそれに頼って生活をすることになるだろう。番組では、ある日の午後○○時ごろに大変なアクシデントが、その人の行先の△△で起きるから行かないようにと警告していた。

 もし、それが当たってその通りになるのなら、そのアクシデントが起こらないようにすべきである。その辺に矛盾を感じた。

 恋愛についても、その人との相性が細かく予測され、かなり親しく付き合うところまでは行くが、結婚はできないという予測の例があった。将来相手の考えていることを脳の働きで読み取る研究が進んでいることは知っていたが、それが現実のものとなると面白味はなくなる。

 ミニドラマでは、腕に知能端末を付けた青年がいて、人と会うと相手の気持ちが瞬間瞬間に分かってしまうという設定であった。

 分からないから人生は面白いし、ワクワクしたりがっかりしたりするのである。すべてわかってしまえば、「ハイ、それまでよ」(このギャグが分かる人は年配者だけだろう)である。

入試に受かるかどうか、希望の就職ができるかどうかなどすべて事前に分かるようになるというのだ。そうなると初詣もなくなるであろう。おみくじを引く楽しみもなくなる。占い師は仕事が無くなる。

 国と国との交渉でも結末が分かるのだから、日中、日韓関係も予測されてしまうのだ。戦争を避けたり、平和がもたらされるようにコンピュータ予測が使えるのならよい。そんな時代が来るであろうか?

                H.S

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コメント

コンピューターは人間の喜怒哀楽、思考能力、感受性等々捉えることが出来るだろうか?所詮人間が作り出したもので
人の未来予測など出来るわけがないと私は思う。本当に未来が予測できるとするならば全世界の人々が平和に暮らせる未来を教えて欲しい。さて、さて未来はどうしたら予測できるのでしょうかね。誰か教えてください。

投稿: 鍋の華 | 2015年1月14日 (水) 20時47分

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