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2015年10月31日 (土)

「生涯健康脳」という本を読んで―①―

 新聞広告に「生涯健康脳」(瀧靖之著 ソレイユ出版)という本が出ていて題名に惹かれて直ぐに買った。

 著者は東北大学加齢研究所でMRI画像や、さまざまなデータベースをもとに脳の研究をしている研究者で、これまで見てきた脳のMRI画像は約16万人にものぼるというから凄い!

   研究テーマは、「生涯、脳を健康に保つにはどうしたらよいのか」だそうだ。誕生してから成長し死ぬまで、「脳が健康を保ち人間として幸せであり続ける」にはどうしたらよいかについて研究をしているのだという。(P.2)

 こういう研究はありがたいことであるし、その成果がどこまで来ているのか是非知りたいことである。

 私も含めて長寿国日本の65歳以上の高齢者は3000万人を超えた。そのため認知症患者の増加という大きな問題を抱えることになったと指摘する。私も認知症は一番の心配と言ってよい。毎日話したり行動をする度に自分でチェックをしている。  この頃はちょっとしたミスをすることが多くなり、やる予定にしていたことをコロッと忘れるということもある。だからどうしてもやらなければならないことはホワイトボードにメモしておくことにしている。

 ところで東北大学加齢研究所では、5歳児から80歳以上の高齢者までのデータを集めて解析しているそうだ。数年以内に15万人超のデータを集めるという。

 具体的なデータとは、「認知力」「生活習慣」「遺伝子」「MRI画像」のデータベースである。その解析から多くのことが分かってきたそうだ。脳のMRI画像を疫学データとして活用しているところは世界でも数えるほどだという。世界最先端の研究をしていると言っている。(P.4)

 この本は、疫学データから見えてきた「生涯健康脳」を保つ方法を分かりやすく述べたものと書いているが、その通りで分かりやすい説明をしている。

 有難いことに、高齢者でも幾つになっても諦めることはない、「思い立ったら吉日」で「生涯健康脳」への一歩を踏み出せるという。(P.5)  ここが一番勇気づけられるところだ。

   それは、「ほんの10年ほど前までは脳は一度形成されてしまうと形態は変化せず、後は衰えて行くだけだと思われていました。しかし、そうではないのです。  脳はいくつになっても、脳のネットワークによってその機能を高め、記憶をつかさどる「海馬」という部分にいたっては、神経細胞そのものが新しく生まれることも分かってきました。

 脳には機能を回復させる「可塑性」という働きがあることが明らかになったのです」(P.5)  

 日常生活の中で簡単にできることで「生涯健康脳」を保つほうほうはいっぱいあるといっている。嬉しい話ではないか。

               H.S.

 

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