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2015年11月11日 (水)

「生涯健康脳」という本を読んでー⑤―

  認知症を予防すること、認知症予備軍の対策をすることが大事でその実現の役割を担うのが「予防医学」だという。一次予防~三次予防まで三段階ある。

 ◎一次予防 病気にならないよう未然に防ぐ。

 ◎二次予防 早期発見早期治療で認知予防軍の人を改善する。

 ◎三次予防 認知症を発症している人の治療。

  これからの超高齢社会に対応するには、「一次予防」が大変重要だという。

  その「一時予防」はこれまで困難とされてきたが、実現できる可能性を秘めているのが瀧教授らの東北大学加齢医学研究所などの疫学研究だという。(P.29)

  東北大学のグループは、「受精卵から一生涯」という長い期間を研究対象としており、世界で例をみないと言っている。そこから見えてきたのは、「日々の生活習慣」の大切さだというのだ。

  生活習慣といえば、「生活習慣病」とか「メタボ検診」が有名だが、こちらは高血圧とか糖尿病とか高脂血症などの予防や改善のために成人検診などが実施されている。

  瀧教授たちは、脳を生涯健康に保つという視点から研究をし、次のように言っている。

  「認知力が落ちてから何かを始めるのではなく、子どものときは子どもなりに、成人は成人なりに、中年の方は中年で、高齢の方は高齢で、その時々にやれることがたくさんあるのです。『日々の生活習慣を大切にすること』が生涯健康脳の原点です」(P.30)

  ここでも日ごろの生活習慣が大事だと指摘されているのだ。私は、若いころは別として、中年になってからは健康を意識するようになり、ジョギングを始めたり、それをウオーキングに変えたりしてきたし、趣味を増やし、人と交わる機会を増やすようにしてきた。また食生活にも気を使ってきた。唯一やれないのが飲酒である。本当は酒量を減らせばよいのだが、これまでのところやれていない。

 生活習慣をただすことは生活習慣病だけでなく、脳の健康のためにも必須で重要だということは「ガッテン」である。

                     H.S.

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