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2018年4月19日 (木)

マジック専門用語集

マジックには専門的な用語がたくさんあります。
上級者用のマジックの本では、言葉を知らないと、やれないマジックがいっぱいです。
ここでは、覚えておいたほうがいい基本的なマジック用語を紹介しましょう。
「イリュージョンマジック」
 イリュージョンの言葉の意味は、幻影(実際には存在しないのに、存在するかのように見えること)。
人の体を浮かしてみせたり、体を切断したりする、大掛かりなマジックのことを「イリュージョンマジック」と呼んでいます。
「ウォンド」
 マジックの最中、おまじないをかけるときに使う棒を「ウォンド」といいます。
マジックで使うカードやコイン、ハンカチなどと並び、マジックの道 具としてはとってもポピュラーなものです。
マジックで使う黒く長いステッキのことは「ケーン」といいます。
「上手・下手」
 マジックでは、観客のほうを向いたマジシャンから見て、左を「上手」、右を「下手」と呼びます。
右側とか左側とかいうと、演者から見てなのか観客から見てなのか混乱が生じるため、こういう呼び方をしています。
歌舞伎の世界では昔から使っている呼び方です。
現代の映画やテレビの世界でも、普通に用いられている言い方です。
「カード」
 日本では、明治ぐらいから一般的にトランプと呼んでいるけれど、外国ではトランプと呼んでも通じません。
正式には「プレイング・カード」または、単に「カード」 と呼んでいます。
プロのマジシャンには、「バイシクル」というブランドのカードが一番人気です。
ちなみに、カードのサイズは…  代表的なサイズはふたつで、ポーカーサイズとブリッジサイズがあります。
それぞれカードゲームの名前が由来です。
ポーカーでは、片手で一度に5枚しか持ちませんが、ブリッジでは多くのカードを持つため、ブリッジサイズは幅が少し短くなっています。
プロのマジシャンに人気があるのは、圧倒的にポーカーサイズのカードです。
また、カードの数字が書いてあるほうを「フェイス」と呼び、その裏面を「バック」と呼びます。
「技法」
 マジックを演じるためのテクニックのことを「技法」といいます。
英語ではスライトといいます。パームやバニッシュは、技法の一種です。
「ギミック」
マジックの現象を起こすた めに、観客に気づかれないようひそかに用いる、仕掛け(秘密のタネ)のことを「ギミック」といいます。
または仕掛けのある道具も「ギミック」です。
糸や磁石など、さまざまな物がギミックとして用いられています。
マジック専用に作られた、特殊な道具のギミックもいろいろとあります。
「クロースアップマジック」
 お客さんのすぐ近くで、1人から数人を対象に演じるマジックのことを「クロースアップマジック」といいます。
また、テーブルでやることが多いこのマジックは「テーブルマジック」とも呼ばれています。
英語で「クローズ」というと「近い」ではなく「閉じる」の意味になってしまうので、クロースと濁らずに発音します。 
「コイン」
 100円玉や500円玉などの硬貨のことを、「コイン」と呼びます。
マジックでは、使いやすいコインと、そうでないコインがあります。
大きくて重さのある500円玉が使いやすいといわれています。
また、プロのマジシャンがよく使っているコインは、1964年のアメリカのハーフダラー(ケネディ・コイン)です。
特に初期に製造されたものは、銀の量が多く含まれているため、マジックがやりやすいといわれています。
また、輝きがあって見栄えがよく、コイン同士がぶつかったときにいい音がするためマニアにも好まれています。 
「サッカートリック」
 観客に「演技を失敗した!」「タネがわかった!」と思わせ、最後には逆転してきちんと不思議なマジックになる、という構成のことを「サッカートリック」といいます。
サッカーとは、いわゆるカモ(だましやすい人)のことです。
演じ方を誤ると不快感を与えかねないので、演技力が要求されるトリックのひとつです。
「スライト オブ ハンド」
 直訳すると、手先の早わざ。技法を主体としたマジックの演技のことを「スライト オブ ハンド」といいます。
「スライハンド」と呼んでいた時期もあります。
「セルフワーキングマジック」
 指先の特殊な技法を使わずに、決められた手順通りに行えば、自然と不思議な現象が起きるマジックのことを「セルフワーキングマジック」といいます。
「即席マジック」
 何の準備もなく、その場のありあわせの物を用いて即興で演じられるマジックのことをいいます。
実はひそかに準備がしてあっても、観客が見て即興に見えれば即席マジックと呼ぶ場合もあります。
「デック」
 カード一組(ジョーカーを入れた54枚)。パックという言葉も同義ですが、日本ではほとんど用いられません。 
「パケット」
 カード数枚の束。英語では、手に持つと「パケット」、テーブルに置くと「パイル」と言い分けることもありますが、やはり日本では普及していません。
カード数枚のみを用いたマジックを「パケットトリック」といい、1970年代に大流行しました。 
「バニッシュ」
 代表的な技法の一種。
片手から反対の手に物を渡したように見せつつ、ひそかにもとの手に残す。
受け取ったほうの手を開くと、物が消えたように見えます。
「パーム」
 手の中(まれには手の甲側)に、ひそかに物を隠し持つこと。
「フォース」
 観客に自由に選んだと思わせ、実はひそかにマジシャンの思いのままの物・事柄を選ばせてしまうこと。
「フォース」というのは、押しつけという意味です。 
「フラリッシュ」
マジックではなく、曲芸(テクニック)をして観客を魅了する技のことを「フラリッシュ」といいます。
ジャグリングに近いものです。マジックでは、技術をアピールするための補助的な手段として用いられます。
「マジック」
 日本でマジックというと、タネや仕掛けを用いて不思議なことを見せる芸能の意味ですが、英語では、小説や映画の中の本物の不思議な能力も「マジック」といいます。
例えばハリー・ポッターの使う魔法も英語では「マジック」です。 
「ミスディレクション」
 大切な原理のひとつ。見られたくない所・意識されたくない要素から、観客の注意を物理的・心理的に逸らせることを「ミスディレクション」といいます。
例えばマジック4「ふえるお札」では、ひじに注意を集めながら、ひそかに首の後ろに隠した紙幣を取る行動をいいます。
「メンタルマジック」
 超能力を模して演技するマジックのことを「メンタルマジック」といいます。
演者が、これはタネも仕掛けもあるマジックです・と言わず、見ている人に"これは超能力なんだ"と思わせる場合は、メンタリズムと呼ばれ、その演者のことを「メンタリスト」といいます。 
「ルーティン」
 マジックの手順のことを「ルーティン」といいます。また、複数のマジックを続けてやる際、そのマジックの順番や構成のことも意味します。ルーティンの中で最初にやるマジックを「オープナー」、最後に演じるものを「トリネタ」といいます。

小学館ウエブマジック入門より小澤

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コメント

いいね👍ありがとう😉👍🎶先日イリュージョンが話題になったんだ😆スマホで調べて盛り上がりましたよ🤗

投稿: ももちやん | 2018年4月20日 (金) 21時03分

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